授業レポート

若葉
若葉

起農みらい塾レポート No.00
2023年度 第2期生「入塾説明会」を開催しました!

日時:2023年6月24日(土)11:00~
会場:イノーベーション・ハブ・ひろしまCamps

子どもたちの“生きるチカラ”を育てる、起農みらい塾。

2023年度 第2期生「入塾説明会」

イノーベーション・ハブ・ひろしまCampsで行った、対面での説明会には7名の子どもたちとその保護者が参加されました。
主催のJAグループ広島を代表して、JAバンク広島の鈴木氏の開会の挨拶です。子どもたちが社会に目を向け、抱えている課題を解決する自主性や異なる学年の仲間と協力して取り組む力を磨き、“生きるチカラ”の成長を促す、起農みらい塾のめざす方向性を伝えました。

2023年度 第2期生「入塾説明会」

続いてスタッフ紹介です。ディレクター兼講師の大野先生は、地域を活性化するための教育の大切さ、教育の質を変えていく必要性を唱えました。講師・運営補佐の豊永先生、子どもたちをサポートする大学生スタッフも挨拶をし、顔合わせをしました。

2023年度 第2期生「入塾説明会」2023年度 第2期生「入塾説明会」

自ら考え動き、食と農を通じて、地域と自分のみらいを、学び合う場に。

2022年度 第1期生「入塾説明会」

大野先生は、塾の説明の前に質問を投げかけました。
「好きなお肉料理はなんですか?」
突然の質問に子どもたちは戸惑いを見せたものの、次々と発言。
「焼肉のコウネ」
「鶏の唐揚げ」
「カルビの焼肉」
「牛タン」
みんなこだわりがあります。
今年度のカリキュラムは牛肉がテーマということ。それで子どもたちは質問の意図を理解したようでした。
次は『起農みらい塾』の言葉の意味や学び合いのルールの話です。『起』は自ら考え動き、『農』は食と農を通じて、『みらい』は地域と自分のみらいを、『塾』は学び合う場のこと。
そして、学び合いの基本ルールは3つ。
「人の話は否定せず最後まで聞こう」
「自分と相手の意見がちがうから面白い」
「自分の意見が通らなくてもやってみよう」
授業を受ける姿勢を確認しました。

一過性のイベントではなく、普段の生活でどのような成長が見られるかがポイント。

起農みらい塾の授業スタイルや魅力を知ってもらうために、みんなで昨年の塾の学びの様子をまとめた動画を視聴しました。食材やテーマは昨年とは違う部分もありますが、子どもたちがチームで考えて商品を企画し、作って売るという基本的な流れは同じです。

昨年参加された保護者の声を紹介するコーナーもありました。『お金を稼ぐという視点をもつようになった』『将来の夢を具体的に話すようになった』『人の意見を聞いたり、自分の考えをプレゼンする能力が高まった』『お金の大切さをより身近に感じるようになった』、すべての保護者が子どもの変化と成長を実感していました。

今日参加した保護者から、こんな質問がありました。
「スタッフの皆さんが、起農みらい塾を通して成長した部分は?」
大野先生が答えました。
「子どもの多様性を肌で感じ、刺激をもらって自分も成長できました。子どもと接する中で、自由とはなんだろうと考え、意味のある教育を追求していきたいです」
それを受けて、保護者が続けました。
「スタッフの方も学べる場とポジティブにとらえていることで、この塾のコミュニティのよさが伝わり、安心しました」

2022年度 第1期生「入塾説明会」

豊永先生のカリキュラム説明の時間です。
「探究サイクルを基本に、5ヶ月間を通して現場と教室の全9回の授業で、畜産や稲作、流通現場での体験授業、商品企画、販売実習などがあります。5名程度で1グループになり、大学生スタッフがサポートする体制で授業を進行します」

そして、大野先生からは、2期生の授業では新しく『じぶんトレカ』を取り入れることが発表されました。オリジナルのトレーディングカードゲームとのこと。じぶんカードと仲間カードを集めて、仲間や自分自身のよさを発見するゲーム、これも楽しみです。

2022年度 第1期生「入塾説明会」

最後に子どもたちへ、今日の説明会を受けての感想を聞いてみました。
「みんなと協力したり、実際に現場にいけるのが楽しそう!」
「入塾したいという気持ちがさらに強まった!」
「作ったり、販売したり、初めてなのでワクワクしています!」
「おもしろい先生がいっぱいで楽しく学べそう!」
会場は、塾に期待する声でいっぱいに。開講が待ちきれない様子でした。

2022年度 第1期生「入塾説明会」

※会場での入塾説明会後、13:30よりオンライン形式での説明会も開催しました。

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