日時:2024年10月26日(土)・27日(日)10:00~17:00
会場:「ひろしまフードフェスティバル2024」/ひろしまスタジアムパーク内
これまでの学びの成果を披露する大舞台、『ひろしまフードフェスティバル 2024』の1日目。起農みらい塾のお店「みらいキッズ レインボーマート」の出展エリアは、メイン会場の広島城広場西側のひろしまスタジアムパークで、広い芝生の周りにJAをはじめ、市町や高校・大学など40以上のブースが集まり、競合店もいっぱいです。
開店前、塾生は販売・呼び込み・会計のパートごとにレクチャーを受け準備はOK!
「みんなで頑張ろう!オー!」
午前10時、掛け声とともにお店がオープン。店頭に立ち呼び込みを開始、大きな看板を首から下げて宣伝チラシを配る塾生は緊張した表情で来場者に接していました。
商品はジャガイモやサトイモ、ピーナッツ、小麦粉、きな粉、スイーツ、ドリンクなど栽培方法や素材にこだわった農産物や加工品で起農みらい塾の販売活動では過去最多14種類、お客さまに説明するのも大変です。
タレントのさいねい龍二さんが経営するさいねい農園とのコラボで生まれた会場限定のクラフトコーラ、自然栽培の野菜や加工品など、塾生はアピールポイントを的確に伝えて販売していました。なかでも広島県庄原産生乳使用の最中アイスが人気でした。お店が賑わってくると商品の準備や接客で慌ただしくなりましたが、仲間同士助け合って午後5時の終了時間まで頑張りました。
2日目は前日の反省を活かし、お客さまが立ち止まり商品を手に取りやすくなるように一部レイアウトを変更。みそピーナッツやパウンドケーキの試食の効果もあり売れ行きは好調、メニュー表に完売シールを貼る塾生は喜びを隠しきれませんでした。
会場で小学生が元気な声を出し、笑顔で接客している様子は来場者の目を引いていたようです。
お客さまからは、塾生にとってうれしい声が聞かれました。
「子どもさんが販売している姿がかわいらしいですね。おすすめの商品をしっかり伝えてくれて、説明もわかりやすかったです。お店の雰囲気も手作り感があって楽しくお買い物ができました」
塾生の声はさまざま、販売の楽しさと難しさを実感したようです。
「呼び込みのとき、声を出すのが恥ずかしかった。でも、慣れてきて、お客さまが増えてきたのがうれしかったです!」
「お客さまと目を合わせて笑顔で対応することができた。なかなか売れない商品もあったので、もっとアピールすればよかった」
完売には至らなくても塾生一人ひとりがひたむきに頑張り、協力する姿は会場でひときわ輝いていました。イベント全体の来場者数は2日間で22万4,000人(実行委員会発表)。大きな舞台で販売した経験は、きっと今後の人生において役立つはずです。